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Dream Story
- Les autres me
- 01.【Premonition】 02.【Reunion / Confusion】 03.【Enchante】 04.【Avis】 05.【Pause-temps】 06.【panier-repas】 07.【l'heure du dejeuner】 08.【Apres l'ecole】 09.【Burger World】 10.【Regle】 11.【auto haine】 12.【sermonner】 13.【Maniere】 14.【Dans la Accueil】-Si mon- 15.【Dans la Accueil】-Si Ryou-
- 16.【La privation de sommeil】
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教室に戻った後もはずっと俯きながら笑いを堪え、
海馬君は更に近寄りがたい雰囲気を発していた。
…そんなに…おかしかったのかなぁ…?
今日全ての授業が終了し、皆一斉に帰りの支度を始める。
ボクもまた皆に囲まれる前に遊戯君達の所へ逃れる。
「おっ、今度は逃げられたみたいだな〜貘良。」
「ははは…何とかね。結構大変なんだよ?」
「なんだぁ〜?自慢か?コノヤロッ!」
「いっ!痛い痛い!痛いよ本田君!!」
「やめなさいよ本田!貘良君嫌がってるじゃないの。」
城之内君と本田君の悪ふざけを杏子ちゃんが諌めてくれる。
本田君の腕で首にロックを掛けられるが、実際は全然痛くはない。
「それにしてもお昼は大変だったね。」
「鞄も置きっぱなしだったし…貘良君ご飯食べてないんじゃない?」
「あぁ…お昼はと一緒に食べたんだ。」
「え?さん?」
「ちゃんは海馬と一緒だったんじゃねーのか?」
「うん。図書室に行ったら二人に会ったんだ。」
の方に視線を向けると、調度身支度が済んだ様だった。
「ちゃーん!帰ろうぜー!!」
ぱっと笑顔になり小走りで向かって来る。
近寄ると「へへっ」と嬉しそうに笑う。
「やっと終わったねー。何か疲れちゃった。」
「さんはこれから何か用事あるかな?」
「用事?…今度こそ何も無い筈だけど…?」
「もし良かったら遊びに行かない?お昼休みにみんなでそう話してたんだ!」
「えぇ!本当に!?行くっ!!」
遊戯君の提案にキラキラしながらが喰い付く。
身体全体から嬉しいと言っている。
素直に可愛いと思う。
「いよーっし!!んじゃあ決まりだなっ!」
「何処に行くの!?」
「んー…まだ決まってないけど…ボク、ゲーセンかバーガーワールドが良いな〜!」
「またぁ?遊戯、バーガーワールドとゲーセン以外行く所無いの?」
杏子ちゃんの呆れた様子に遊戯君は「えぇー?」と困りながら返している。
だけどきっと行き先は何時も通りのコースになるだろう。
「行くぞ。」
突如、和気藹々とした中に入り込む冷たい言葉。
…また海馬君。
「ぇ…。」
「な、なんだよ海馬!」
「迎えが到着した。早くしろ。」
「でもね瀬人、私これからみんなと約束があるの…。」
「ふぅん。」
此方を一瞥する。
「こんなくだらん奴等と付き合う必要は無い。」
「な゛ぁ!?」
「良いじゃないか海馬君。」
切れる寸前の城之内君を遮って発したボクの言葉に、一瞬皆が止まる。
「だって行きたがってるんだ。海馬君に邪魔する権利は無いよ。」
「…何だとキサマ…もう一度言ってみろォ!!」
「止めてよ瀬人!!了も落ち着いてっ…。」
がボクの腕をそっと掴み、そのまま静かに前に出る。
「…瀬人、みんなね、お昼も誘ってくれてたの。だけどお昼は瀬人と一緒だったじゃない?」
「だから今度はみんなと一緒に行きたいの。」
「…駄目…かな…?」
場が静まる。
息が詰まる。
見下す海馬君。
見上げる。
膠着。
誰も動けない。
沈黙を破ったのは
「…ふぅん。」
海馬君。
「良いだろう。精々道に迷っても泣き言を言わない事だな。」
「本当!?」
「勝手にしろ。オレはお前などもうしr」
「わあぁ!!ありがとうー!!!」
いきなりは海馬君に抱き着く。
…と言うか…飛び付いた。
「なぁっ!?離れんか!!!」
「えぇ〜?」
「い、いい加減にしないかぁっ!!」
真っ赤になっている海馬君はの首根っこを掴んで剥がす。
剥がされたその勢いのまま、はこちらに帰ってくる。
「あははっ!お父さん、遊んで来ても良いってー。」
「ぅぅうるっさいっ!!!」
「遅くならない様にするね。」
「、行って参ります。」
恭しく敬礼して見せる。
「…ふん。モクバが待っている。その言葉、忘れるな。」
海馬君が踵を返し、つかつかと退室すると漸く緊張が解ける。
「…な…何なんだぁ?アイツ…。」
「びっくりしたぁ…。」
「何か…ごめんね…?」
本当に申し訳無さそうにしょげ返る彼女。
だが悪いのはではない。
「さんが気にする事無いよ!」
「そうだぜ!アイツ何かってーとオレ達に突っ掛かってきやがるかんなぁ!」
「突っ掛かってるのは城之内の方じゃないの?」
「な、なんだとォ!?」
元通りだ。良かった。
「それにしても、貘良君にはびっくりしたぜー!」
「え?」
急に名前を呼ばれて反応が遅れる。
「そうねぇ…確かに、あんな貘良君始めて見たかも…?」
「おぉ!男らしかったぜぇ?」
「コノヤロッ」とまた本田君が腕を絡ませてくる。
…ちょ、今度は心無しか…ちょっと痛いんだけど…。
「馬鹿な事やってないで!早く行きましょ?」
「日が暮れちゃうわ!」
杏子ちゃんの言葉で各々鞄を手繰り寄せる。
刹那−
『−カチャン…−』
…?
鞄の中で何か音がする。
まさか…でも…何故?
「おい貘良!!何やってんだ、置いてくぞー!!」
「あぁ、うんっ、ま、待ってよー!!」
−開けて…
「…っ!」
…中を−
「?…。」
意を決して覗き込むが…何の変哲も無い。
「ソレ」は何時も通り静かに金色の光を湛えていた。
「あ。」
「ま、待ってってばー!!」
ボク達はこうして教室を後にした。